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30年間の集大成。SUBARU WRX STI EJ20 Final Edition 【TMS2019】

30年間の集大成。SUBARU WRX STI EJ20 Final Edition 【TMS2019】

まさしくSUBARUの心臓ともいえる役割を30年間にわたって担ってきた名エンジンEJ20が2019年を持って生産終了となる。これに伴い、国内向けでは唯一の搭載車種となっていたWRX STIの限定車が、2019東京モーターショーにて発表された。それがWRX STI EJ20 Final Editionだ。

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555台限定のEJ20 Final Edition

EJ20は1989年に登場した初代レガシィに搭載された、現在のSUBARUを象徴する水平対向エンジン。当時の2Lエンジンとしてはトップクラスとなる220PSを発揮しながらも、10万km世界速度記録に挑戦し、連続19日間、447時間44分もの間アクセルを全開にし続け、平均速度223.345km/hを樹立。驚異的な耐久性とハイパフォーマンスの両立を証明したこの世界記録は、その後16年間もの間破られることがなかった。

ボア92.0mmに対してストローク75.0mmという極端なショートストロークとなっているこのエンジンは高回転型で、モータースポーツの世界でも華々しい活躍を収めている。1995年からWRCのマニュファクチャラーズタイトルを3連覇。SUPER GTやニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場するマシンのエンジンもEJ20が搭載されている。モータースポーツで培われた技術は市販車へとフィードバックされ、登場から年々出力が増大、現行モデルのWRX STIでは308PSを絞り出すハイパワーターボエンジンとなっている。

WRX STI EJ20 Final Editionには、これまで30年間で積み重ねられた技術が投入される。搭載されるエンジンは、WRX STI TypeSをベースに、回転系パーツの重量交差や回転バランス交差を低減したバランスドエンジンを採用。EJ20の特徴である高回転域まで吹き上がる気持ちの良いエンジンフィールに磨きがかかった。

エクステリアにはSUBARUのWRCマシンを彷彿とされるゴールド塗装の19インチBBS鍛造ホイールを装着、前後バンパーにはSTIコーポレートカラーのチェリーレッドをあしらった。インテリアにはウルトラスエード巻ステアリングホイールやシルバーのELRシートベルト等専用装備を採用している。

WRX STI EJ20 Final Editionは555台の限定販売。購入するには10月24日~11月11日の間にSUBARU販売店でエントリーを行う必要がある。EJ20を搭載する現行型WRX STIは、2019年12月23日をもって受注受付が終了される。その後WRXに搭載されるエンジンについては、現時点では公表されていない。

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藤松 楽久

IGNITE編集長。レーシングカートでレースをしたり、愛車でサーキットを走ったりしています。

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