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価格だけで判断するのは危険!レーシングギアのグレードによる違いとは【グローブ編】

価格だけで判断するのは危険!レーシングギアのグレードによる違いとは【グローブ編】

皆さん、こんにちは。

モーターレーシングストア Star5 店長:高崎です。

今回は「レーシングギアの選び方(グレード編)」と言うテーマでお届けして行きます。値段によって何が変わるのか?やっぱり高いモノを選ぶべきなのか?という、疑問にお答え出来ればと思っています。

いつもの通り、まず結論から申し上げると

「高いモノがベターではありますが、ベストでもありません。」

まず、レーシングスーツやレーシンググローブ、レーシングシューズなどの4輪ドライバー用装備品に求められる一番大きな役割は「万一の火災アクシデントからドライバーを守る、耐火難燃性能」です。この点については基本的に、各メーカーともに価格が安い廉価版と言われるモデルから価格が最も高いトップレベルまで、クリアされている事が大半です(もちろん、FIA規格公認品であるかどうか?はしっかりと確認してくださいね。カート用モデルではFIA規格に準拠していませんよ!)。

では、価格差はどこで発生しているの?かと言うと、グリップ力や操作性、本体の薄さなどの「機能性」の差です。皆さんが一番こだわりたいのはきっとこの部分だと思います。だからこそ「価格だけ」で判断するのは危険、と言うのが僕の考え方です。

当然と言えば当然の説明になってしまったので(汗)、レーシンググローブを参考にしながらご説明して参りましょう!

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レーシンググローブのグレードによる違い

スパルコ レーシンググローブ LAND RG-3.1

スパルコ レーシンググローブ LAND RG-3.1 FIA2000公認
created by Rinker

1万円ちょっとで買えるエントリーモデルとして、Star5でも年間を通じて最も売れているモデルです。ハイエンドモデルの約3分の1の価格ながら、しっかりと FIA 8856-2000規格の耐火性能を持ち合わせています。その価格に飛びつくお客様もおられるのですが、注意点が一つだけ。

このモデル、「(特に)本革製のレザーステアリングとの相性が良くありません」。

手のひらのパッド素材が「スウェード」である為、スウェードステアリングとの相性は◎ですが、それ以外のステアリング素材と併用した際には「思ったよりグリップしないじゃないか…」感じてしまうかと思います。ここが、LAND RG-3.1の最大のデメリットです。

スパルコ レーシンググローブ TIDE RG-9

スパルコ レーシンググローブ TIDE RG-9 FIA2000公認
created by Rinker

Sparco社が誇るレーシンググローブのハイエンドモデルがこちらのTIDE RG-9。手のひらにはHTXと言われる独自素材が配置されており、中空突起形状がショックアブソーバー機能と抜群のグリップ性能を発揮します。

ツーリングカーやフォーミュラを問わず、一度使ってしまうと「他のモデルは使えない」とサポートドライバーにも言わしめるトップモデルではありますが、価格もそれなりに高価です。価格以外に弱点らしい弱点は存在しないのも事実です。それに、LAND RG-3.1グローブとは違って「ステアリング素材を選ばずに高いグリップレベルを発揮する」と言うところも魅力です。この2万円の価格差をどう判断するかは是非、前回のコラムを参考にして判断してくださいね!

正しいグローブ・シューズの選び方:レーシングギアによるラップタイムの向上はあり得るか? – IGNITE

皆さん、こんにちは。モーターレーシングストア Star5 店長:高崎保浩です。今回は「レーシングギアによってラップタイムが上がることはあり得るか?」と言うテーマに沿ってコラムをお届けしたいと思います。

では、Star5がLAND RG-3.1ではなく、TIDE RG-9ばかりをお客様にオススメしているか?と聞かれればそうではありません。お客様のご予算やステージに合わせて、ミドルレンジと言った、グレード的には中間に位置するモデルをご提案することも非常に多いです。

Sparco レーシンググローブ RG-5

スパルコ レーシンググローブ LAP RG-5 FIA2000公認
created by Rinker

廉価版(LAND RG-3.1に3,000円程度の増資をするだけで、グリップレベルもフィッティングも格段にレベルアップさせる事が出来るので、Star5ではこのLAP RG-5をお客様にご提案差し上げる事が多いですね。

LAP RG-3.1とは違い、手のひらにはラバーグリップ素材を使用しています。圧倒的なグリップ性能はありませんが、スウェード/レザーなどのステアリング素材に関わらず、TIDE RG-9と比較すると大体「80点」のグリップレベルを発揮してくます。

価格もグリップレベルも走行会ユーザーにはこのモデルが本当にシックリ来ます。隠れた名作と言うか、目立たない人気モデルになっています。

価格でここが変わる!(レーシンググローブ編)

  1. 主にグリップレベルが変わる
  2. 価格が高いモデルの方がグリップレベル高
  3. 価格が高いモデルの方がステアリング素材を選ばない
  4. 使用カテゴリーによってはミドルレンジモデルが最適な場合も

レーシンググローブに関わらずレーシングギアは消耗品ですので、「高いモノを選べば長持ちする」と言う方程式は当てはまりません。なので、価格が安いか?デザインは自分好みか?と言う事も大切ではありますが、「自分のスタイルやレベルに合っているか?」と言う視点も持って製品選びに役立ててもらえればと思います。

モデル選別に迷ったらまずは「ミドルレンジ」のモデルを選んでみるのもアリ!だと思います。

安い=コストパフォーマンス高い ではありません

たまにサーキット走行会などで「軍手」を着用してドライブするドライバーを目にしますが、これは論外ですね。確かにコストパフォーマンだけで言うと最強かも知れません。少し高い軍手を選べば手のひらにはラバーコーティングされていますからね、グリップ「は」すると思います。

しかし前回のコラムでもご説明した通り、「グリップすれば良いモノじゃない」のです。さらに、レーシングギアに求められる「耐火性能」を持ち合わせていません。

そして何よりも「格好悪い」じゃないですか(笑)。

せっかくマシン(車)は格好良くチューニングされているのに、ドライバーさんの装備品がそんな感じだと、なんだかガッカリしてしまうのは僕だけでは無いハズです。

IGNITEを読んでくださっている皆さんには最終的に「見た目良し」「マナー良し」「タイム良し」なドライバーになって欲しいと思っています。これからも一緒に楽しみながら「3良し」ドライバーを目指して行きましょうね!

次回はレーシングギアの「サイズ選び」についてお届けいたします。

今回のポイント
  1. レーシングギアに求められる最も大切な性能は「耐火性能」
  2. モデル選別に迷ったらミドルレンジを狙うのも大アリ
  3. 安い=コストパフォーマンス高いでは無い

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高崎 保浩

モーターレーシングストア Star5 代表

カテゴリー: Racing Gear

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