Connect with us

IGNITE

Data Logger

データロガーに基づく解析とは?AiM Race Studio Analysisの使い方を説明

データロガーに基づく解析とは?AiM Race Studio Analysisの使い方を説明

前回の記事では大切なデータベースとなるGPSの理論・理屈をご紹介しました。

今回からは、データロガーの構成をご理解いただいたうえで、具体的なデータ解析に踏み込んでいきたいと思います。

GPSを正しく理解してデータロガーの性能を引き出そう! | IGNITE

そもそもGPSとはなにか?を理解していただいたうえで、ロガーのGPS機能によって見える走行ラインや走り方について掘り下げて行きたいと思います。

ADVERTISEMENT

解析に先立ちご注意いただきたいこと

ここからは具体的なAiM社のロガー解析ソフトRace Studioシリーズの取り扱いを含めたものになります。

注意事項

各ソフトウェアおよびドキュメントの利用は、利用者自身の責任と費用で行ってください。これらのソフトウェア・ドキュメントの利用により損失・損害が発生したとしても、Aim TECH s.r.l. および有限会社ベアでは一切責任を負いません。

各ソフトウェアおよびドキュメントはすべて無料で利用可能ですが、著作権はAim TECH s.r.l.および有限会社ベアに帰属します。また、各ソフトウェアおよびドキュメントの他、ウェブサイトに掲載される情報は、各国の著作権法、各種条約及びその他の法律で保護されています。私的使用その他法律によって明示的に認められる範囲を超えて、これらを使用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等を含む)をすることは禁止します。これらのソフトウェアおよびドキュメントは予告無く変更する場合があります。また、CD-ROM等によるメディア送付サービスは行っておりません。

AIM ソフトウェア と Windows OS

Race Studio 3 v3.30.00以降のバージョンは、64bit Windows OS(8 / 8.1 / 10)のみのサポートとなります。それ以外のAimソフトウェアは、すべてVista以降のWindows OS(Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10)で利用できます。USBドライバを含め、64bit版でもご利用いただけます。ただし、Microsoftによるサポート期限が終了したOSについては、動作保証対象外となりますので、ご注意ください。

ソフトウェア概要

AiM社製の各ソフトウェアのダウンロード・インストールについては、下記をご参照ください。

https://www.aimsports.jp/download

さて、AiM社のソフトウェアは二つに分けられています。

Race Studio 3:データロガー本体の各種設定・コース情報などの設定用ソフト

AiM製品各種の設定を行うためのソフトウェアです。日々開発が進められており、頻繁にアップデートがされています。現在、スマートフォンアプリの開発も進行中です。

Race Studio Analysis:走行記録(データ)を解析するソフト

AiM製データロガーで記録されたデータを解析・比較、外部記憶装置(USBメモリなど)に書き出すことが出来ます。

データの準備

走行終了後のマシンからパソコンへデータをダウンロードし、解析の準備に取り掛かります。単にラップタイムや回転数を見るだけでなく、パソコン上で様々なデータを解析し、ドライビングテクニックの向上・マシンセットアップのヒントを探していきます。

作業の流れを解説していきましょう。

①Race Studio3を起動

Race Studio 3を起動した際の画面です。上部の各ボタンメニューから各機能を選択します。

●メインメニュー

  1. 初期設定:Race Studio 3自体の各種設定を行います。
  2. カスタムセンサマネージャ:カスタムセンサを作成・変更します。
  3. ECUドライバビルダー:ECUなどの外部機器とのCAN通信プロトコルのカスタム設定を行います(エキスパートユーザ用機能)。
  4. デバイス設定:データロガーなどのデバイスの設定を作成・変更します。
  5. GPS設定:計測ポイントなどのGPS関係の設定を作成・変更します。
  6. データ解析:ダウンロードしたデータを解析します。現状はRace Studio 2のAnalysisが起動します。
  7. ムービー:SmartyCAM HDシリーズで撮影されたビデオを再生します。
  8. デバイス接続:接続されているデバイスを表示します。

●サブメニュー

  1. Wi-Fi接続:Wi-Fiを選択します。
  2. アップデート:ソフトウェア、ファームウェアのアップデートを行います。
  3. AiM社のサイトに接続します。

②データロガーの電源をON

③Race Studio 3のWi-Fi設定から、データロガー本体へ接続する

→上記画像①Wi-Fiロゴをクリック、接続する機種名をクリックする

④走行データのダウンロード

→ここまでの作業で、パソコンへ走行データが取り込まれます。

⑤Race Studio Analysisを起動

⑥解析したい走行データを選択

⑦各種データの比較・検討

データの比較

上の画像では、サンプルデータを2つ選択しています。

コース:ツインリンクもてぎ・北ショートコース
車両:全日本カート選手権OKクラス

サンプルデータを展開した画面です。グラフの1~4番は、以下の情報を表しています。

  1. エンジン回転数
  2. ステアリング舵角
  3. スピード
  4. タイムディスタンス

上記の図中、赤色が37.723秒、黄色が38.143秒のグラフです。二つのラップには約0.4秒のタイム差がありますが、その原因をデータから紐解いていきましょう。

グラフに〇をつけた箇所をご覧頂くと、エンジン回転数やスピード、ステアリング操作に違いがあります。ここにタイム差が生まれるヒントがありそうです。

また、赤丸を付けた箇所①と②において、明確にタイム差が開いたと思われます。そのタイムディスタンスを比較すると①で0.2秒差、そして②の広範囲にかけ0.4秒に開いていることが確認できます。

さて、一体何によってこのタイム差が生じたのでしょうか?そしてどうすればタイムは改善されるのでしょうか?次回はその2点ついて、迫っていきます

AiM RaceStudio Analysisを用いて0.4秒のタイム差の原因と改善策を探る | IGNITE

いったい何によって2つのラップは0.4秒差が生じたのか、それをデータから紐解き、改善策を検討していきましょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

AiM sportline.Japan

データロガーメーカーのAiM(エーアイエム)の日本総輸入元です。AiM創業当時から、レーシングカートをはじめとしたモータスポーツテクノロジーとノウハウを目で見える形に残そう!と、長年取り組んでまいりました。データロガーとして入門アイテムから、ハイエンド・ハイレベルなアイテムまで、幅広く対応するAiM製品の魅力とさらに踏み込んだ使い方をご紹介していきます。

More in Data Logger

To Top