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データロガーを使うとどんないいことがあるの?解決されうる3つの疑問

データロガーを使うとどんないいことがあるの?解決されうる3つの疑問

連載第1回目は、データロガーについてと簡単にその歴史に迫りました。第2回となる今回は、データロガーを実際に使ってみるとどんないいことがあるのか?について触れていきたいと思います。これを活用することで、いつも気になっていた3つの疑問が解決されるかもしれません。

データロガーってそもそも何?マシンの解析からドラテク向上まで役立つアイテム – IGNITE

歴史上初と言われる自動車レースがフランスで行われたのが1906年。現在のF1選手権のスタイルになったのが1947年。そして、初のテレメトリーシステムが誕生したのが1960年代。

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速く走るためのヒントを得る・車両の状態を管理できる

サーキットデビューを果たしてから、走行会数を重ねるたびにどんどんタイムが縮んでいくと、「もしかして俺/私ってセンスあるんじゃない??」と、誰しもが思いますよね。でもそれと同時に、「同じマシンにもっとうまい人が乗ったら、自分よりも秒単位で速く走っちゃうんじゃ?」とか、「そもそもこのタイムは本当に速いんだろうか?」と、疑問を抱いたことはありませんか?

それならばと、同じようなクラスや車種で走行している人にアドバイスを求めると、

  • 1コーナーは“もっと奥”まで行けるよ!
  • 3コーナーのブレーキは“当てる”だけかな?

というような返事が返ってきます。しかしそこで、

  • “もっと奥”とは、具体的にどこまでなのだろう?
  • ブレーキを“当てる”だけってなんだろう?

というような、また新しい疑問が生まれてしまった!そんな経験をたくさんの方がしているのではないでしょうか?仮に「あそこはアクセル全開だ!」と言われても、路面の状況によって多少の加減が必要になってきますし、ライン取りによって違った走りになることもありますよね。

とあるドライバー2名が同一車両に乗ってテストをした時のデータ。黄色〇部分で速度・アクセルワークの違いが見て取れます。

車両にデータロガーを取り付け、走りを比較すると、“もっと”の具体的な距離が見えてきます。そこで初めて、ドライバーは客観的で定量的な検証ができるようになるのです。

速く、壊れないためのマシンメイク

車両の状態を把握し、最高のポテンシャルを引き出すことで、結果として“良いタイム”が出せる…。つまり、物理的な限界が決まっている車両を走らせる以上、“出来る事”と“出来ないこと”は決まってしまいます。そのコンディションで出せるタイムは、初めから決まってしまっている、と言ってもよいでしょう。

例えば、真夏と真冬ではエンジンパワーが違う-それは同じ容積の空気中に含まれる酸素の量が変わってしまうから-と言う有名な話があります。私たちは、空気中の酸素の量までコントロールすることは出来ません。どんなに頑張ってもタイムが出ない時は出ないし、無理をすることで結果、エンジンを痛めるなどのダメージが発生します。最終的にクラッシュをしてしまえば元も子もありません。

それに対し、長くレースやサーキットのサポートに出ているショップさんやチューナーさんのマシンがいつも“速い”のは、膨大な走行データを基に走行日に合わせた最適なセットアップを施したうえで、マシンをコースへ送り出しているからです(ドライバーの技量が一定以上有るモノとして…です)。

水温・油温はもちろん、電力供給などあらゆるデータがロガーに記録されています。

データロガーを取り付けることによって、車両の状態を正しく数値化することが可能になります。つまり、常に速く、かつ壊れないマシンでいるためのヒントも、データロガーから読み取ることができるのです。

データロガー=もっと速く走るためのヒントを得るアイテム

ここまでの要点をまとめましょう。データロガーを活用することで、以下のような疑問が解決されていきます。

  1. アドバイスをくれた人の“もっと”とは具体的にどこまでなのか?
  2. そもそも今目標とするタイムは理にかなったものなのか?
  3. いつも“速い”人やマシンって何をしているの?

もし一つ目の“もっと”が目に見える形で現れれば、次の走行までに問題のコーナーのブレーキングやライン取りのイメージを作り、実践できるようになります。それは確実にタイムアップに繋がります。

二つ目では、もしかしたら、今追っているタイムはそもそも不可能なのではないか?という、ある意味諦めの部分が見えてくるかもしれません。しかし、仮にマシンへのチューンナップを施している過程なのであれば、

  • よりグリップ力の高いタイヤ
  • 鈴鹿の1~2コーナーでの安定感を高めるための足回り
  • 130Rをアクセル全開で飛び込めるようなエアロパーツ
  • 最高速を伸ばすためのエンジンチューン

など、目標タイムを出すために改良すべき部分が明確に見えてくるはずです。やみくもにマシンを作るよりも、ずっと合理的な判断を行うことができるでしょう。

そして、データを活かすという意味では、ドライビングもマシンも、三つ目の”常に速い”状態を求めたいところです。

情報を共有してチーム全体でレベルアップが出来れば理想ですね。

色々とテーマが出てきて、データロガーを生かす具体的な方法が知りたくなったと思います。ですが、その前にまず次回は、入門クラスから最高峰クラスまで対応する、AiM製品のラインナップをご紹介したいと思います。入門機材といえども侮れません…。

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AiM sportline.Japan

データロガーメーカーのAiM(エーアイエム)の日本総輸入元です。AiM創業当時から、レーシングカートをはじめとしたモータスポーツテクノロジーとノウハウを目で見える形に残そう!と、長年取り組んでまいりました。データロガーとして入門アイテムから、ハイエンド・ハイレベルなアイテムまで、幅広く対応するAiM製品の魅力とさらに踏み込んだ使い方をご紹介していきます。

カテゴリー: Data Logger

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