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サーキットライセンスを取得する本当のメリットとは?より良い環境でスキルアップを目指そう

サーキットライセンスを取得する本当のメリットとは?より良い環境でスキルアップを目指そう

皆さんこんにちは。レーシングドライバーの松本武士です。

前回は練習方法についてお話いたしました。今回はその話に関連した、サーキットライセンス取得についてお話していきます。

スポーツ走行の効率的な練習法とは?目的を持って、走りを客観視できるデバイスを活用しよう! | IGNITE

モータースポーツは費用や時間の面からなかなか他のスポーツのように毎日練習することは難しいですよね。多くても月に1回、少ない方なら2~3か月に1回ほどの走行機会しかない場合がほとんどだと思います。2か月も走っていないと、おそらく前回身についたことなど忘れてしまって、振り出しに戻ってしまうでしょう。

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サーキットライセンスを取得するメリットとは

まずはよくある質問の中で、「サーキットライセンスは取った方が得ですか?」というのがあります。

正直そこに関しては、1年間で何回サーキットへ走行に行くかによります。走行会に年2回で収まるのであればライセンスは不要だとおもいます。しかし、年間3回以上走行会に参加するのであれば、ライセンスを取得して自分の都合のいい走行枠を予約して走った方がお得かなと僕は思います。

しかし、ライセンスを取得する理由はそこではありません。

ライセンス取得の目的=スキルアップのため

サーキットライセンス取得の本当の目的は、より良い練習環境を求めることにあると思います。

楽しんで走るという事が目的であれば、むしろ走行会の方がたくさんの方が集まるので、賑やかで楽しいと思います。しかし一般的な走行会ですと多くの参加者が一気に走行するので、どうしてもコース上が混みあいます。様々な車種が一斉に30台~40台走行すると、なかなかクリアラップが取れません。常にペースの遅い車両を避けたり、ミラーを確認して自分が避けたりしなくてはいけないので、ドライビングに集中するのは困難だと思います。

一方でスポーツ走行でしたら、比較的少ない台数で走行できる時が多いです。特に平日でしたら走行台数が少ない可能性は高いです。そんな日程を狙って走りに行けば、他車に影響されず自分のやるべき練習に集中して走ることができます。

日程や走行本数も自分の都合で合わせられるので、スポーツ走行枠はとても練習しやすい環境だと思います。

単独で走行できれば課題に集中できる

他にも、入場料が無料になったり、レースの観戦券が割引で購入できたりと、各サーキットによって様々な特典があります。サーキットライセンスを活用すれば、もっとモータースポーツを楽しむことができるようになるかもしれません。

サーキットライセンス取得の方法は?

各サーキットのライセンス取得方法は、そんなに難しいことではありません。

まずは通いたいサーキットのホームページで、ライセンス講習の開催日程を確認しましょう。日程が確認出来たら予約を入れ、準備物(※筆記用具や顔写真、印鑑、スポーツ走行のルールに合わせた服装や装備品など)を確認して揃えましょう。当日は忘れ物の無いようにします。

取得にかかる費用や、走行料金なども予約の際にきちんと確認しておきましょう。講習が終了したあとに、午後からすぐに走行できる時もあります。

講習内容は、基本的に今までこのコラムで説明してきたサーキットでのモラルやルールです。あとはピットの利用方法やスポーツ走行の予約方法などになりますので、そんなに難しいことではありませんが、後で知らなかったという事が無いようにしっかりと話を聞いておき、分からないことはその場で聞いておきましょう。

最近はサーキットライセンスの共通化も進み、わざわざ全てのサーキットで取得する必要がなくなりました。鈴鹿のSMSCを取得すれば、もてぎも走れます。岡山のOIRCを取得すれば菅生とオートポリスも走れます。しかし、共通化しているとは言え細かいルール(入場料金や走行の予約方法など)は違います。共通化しているサーキットへ遠征する場合は事前に確認しておきましょう。

先ずは通いやすいサーキットのライセンスを取得しに行こう

定期的に走りに行こう

せっかくライセンスを取得したのだから、期間をあまり開けずに定期的に走りに行きましょう。とは言っても、お金もかかる話なので、僕のレッスンではせめて1か月に1度は走りに行くことをお勧めしています。

サーキットのホームページでこのようなスケジュールが確認できる。事前に計画を立てよう。

やはり走り始めは車の動きを感じ取る感覚を鋭くするために、タイムはあまり意識せずにドライビングの理論を頭に入れたうえで、多くの周回数を走りこむことを大切にしていただきたいです。

以前もお話しましたが、スポーツは反復練習が大切なので、体にしみこませるために定期的に走ることが上達への近道です。それを実現させるためにライセンスを取得し、たくさんあるスポーツ走行枠を都合に合わせて予約して走行し、ドライビングの感覚を体に染み込ませていく。この流れを最初は意識してほしいです。

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松本 武士

レーシングドライバーの松本武士です。19歳でフォーミュラでデビューして以来、様々なレースを経験してきました。駆動方式やパワーの違いなど関係無く乗りこなせるように努力し、車種問わず車両のセットアップ能力も身に付けてきました。学生フォーミュラ講師やドライビングレッスン、ディーラーレースチームに所属しメカニックの育成も行っている経験を活かし、皆様のモータースポーツの入門をお手伝い致します。

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