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サーキット走行に必要な「フラッグ」を覚えておこう

サーキット走行に必要な「フラッグ」を覚えておこう

皆さんこんにちは。レーシングドライバーの松本武士です。

前回はウィークデーパワーズを例に走行会の流れを説明させていただきました。今回は サーキット走行には必要不可欠なルールである「フラッグ」について説明していきます。

走行会の1日の流れは?ウィークデーパワーズを例に見て行きましょう。 | IGNITE

走行会当日の朝サーキットに到着したが、何を最初にすればいいか分からない方はたくさん居られると思います。まずサーキットに到着したら、事前にサーキットや主催者から案内があった指定ピットへ車を入れてしまいましょう。

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コース上の安全に直結するツール「フラッグ」

走行中にドライバーがコース上の状況を唯一確認できるツール、それがフラッグです。

フラッグはサーキットの各コーナー付近に設置されたポストといわれる場所から、オフィシャルによって提示されます。

フラッグはドライバーから見えない場所、前方で起こっている事を事前に教えてくれます。これを見落としてしまうということは、安全確認しないまま交差点に突っ込んでしまうのと同じです。

フラッグの意味を覚えるのと一緒に、初めてのコースでは必ずポストの位置も確認しておきましょう。

コース図にはポストの位置も書いてあります。予め確認しておきましょう。

フラッグの種類や意味は?

さて、そのフラッグの種類は、四輪競技で使用されるもので11種類あります。ここからは、その中でも走行会やスポーツ走行を楽しむ初心者の方が必ず覚えておくべきフラッグの色や意味を、簡単に説明していきます。

振動表示されるフラッグ

【黄旗】
■速度を落とせ、追い越し禁止

1本の振動:トラックわきあるいはトラック上の一部に危険箇所がある
2本の振動:進路変更あるいは停止準備。全面的または部分的にトラックが閉鎖されている。

※フラッグを見ても減速していない方、事故現場から離れていない方を、スポーツ走行や走行会の時によく見かけます。 車両回収などのためにオフィシャルがコース付近で作業している可能性もあります。安全のためにルールを守るようにお願いいたします。


【緑旗】
■トラックが走行可能(クリア)である

黄旗表示が必要となった事故現場の直後のポストで提示される。 (黄旗の解除)


【赤旗】
■レース・走行中止

すべてのドライバーは直ちにレースを中止し、細心の注意をはらいながら必要に応じて停車できる態勢でピットレーン、あるいは競技会の特別規則に指定されている場所に進行すること。

※赤旗を見て急激に減速をしないようにお願いいたします。ハザードをつけ、徐々に速度を落として追突をしないように注意をお願いいたします。


【白旗】
■付近に相当低速な車両が存在している

※かなりの速度差がある場合があるので、追突しないように注意してください。


【青旗】
■予選・フリー走行中:自分を追い越そうとしている速い車両に進路を譲ること。
■決勝:周回遅れにされようとしている。なるべく早い機会を捉えて後続の車両を先行させる事。

※大きく進路変更して譲る必要はありません。青旗を振られた場合はまずミラーを確認し、抜きに来る車両を確認しましょう。相手が抜きに来るであろうタイミングと進路を妨害しないように、動きをよく見て走りましょう。

不動表示されるフラッグ

【オイルフラッグ】
■コース上にオイル、砂利、何かしらの液体があるために滑りやすい箇所がある。コースコンディションの変化や、落下物に対しての場合もある。


【オレンジボール】
■車両に機械的欠陥あり危険、表示されたゼッケンの車両は次の周回時に自己のピットに停止しなければならない。

※自身で異変に気付いており、もし白煙などでオイル漏れの可能性がある場合は、ピットまで無理に走らず、速やかに安全な場所に車両を止めてください。コース上のオイルのせいで、他のドライバーを危険な目に合わせてしまいます。

以上が初心者の方がまずは覚えておくべきフラッグです。もちろんレースに参加するのであれば他にも細かいルールがいろいろあります。しかし全部細かく説明しますと長くなってしまうので、そこはまたの機会に。

次回はパドックでのマナーやモラルについてお話いたします

ピットやパドックの正しい使い方とは?サーキットで必要なマナーを覚えておこう。 | IGNITE

サーキットへスポーツ走行などで訪れた際に、自身の車両や荷物を保管するために利用する場所、それがピットです。レースの時にはレースチームが綺麗に車両や工具を搬入して作業しているところを、皆さんも目にしていると思います。

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松本 武士

レーシングドライバーの松本武士です。19歳でフォーミュラでデビューして以来、様々なレースを経験してきました。駆動方式やパワーの違いなど関係無く乗りこなせるように努力し、車種問わず車両のセットアップ能力も身に付けてきました。学生フォーミュラ講師やドライビングレッスン、ディーラーレースチームに所属しメカニックの育成も行っている経験を活かし、皆様のモータースポーツの入門をお手伝い致します。

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